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【専門型裁量労働制とは?】
クリエイティブ業界に合った“成果主義”の働き方を考える
「優秀な人材ほど、時間では縛れない」
これは、クリエイティブ業界やIT業界ではすでに当たり前になりつつある考え方です。
プログラマー、SE、映像編集、ゲーム開発、アニメーター、放送ディレクター、デザイナーなど、専門スキルを活かす職種では、従来の「時間で働く」スタイルがフィットしないこともしばしば。
そこで今、注目されているのが【専門型裁量労働制】という働き方です。
この制度を上手に導入することで、企業にとっても働く人にとっても、大きなメリットが生まれます。
専門型裁量労働制とは、対象となる専門職において「何時間働いたか」ではなく、「働いたことにする時間(=みなし労働時間)」を決め、その中で仕事の進め方や時間配分を本人に任せる制度です。
たとえば「1日8時間」と定めれば、実際には6時間働いても、10時間働いても、給与計算上は8時間とみなされます。
この制度は、厚生労働省が定める19の専門職に限定されており、たとえば以下のような職種が対象となります。
プログラマー/システムエンジニア(SE)
ゲーム・映像・アニメ制作スタッフ
Web・グラフィックデザイナー
放送・音響などのディレクター、編集職
いずれも、成果を出すためには柔軟な時間の使い方が求められる仕事です。
裁量労働制を導入するメリットは、企業・従業員双方にあります。
成果主義に合った評価がしやすい
働きやすい環境が採用・定着につながる
業務の効率化とモチベーション向上が期待できる
自分のペースで働ける
クリエイティブな時間の使い方ができる
ワークライフバランスが取りやすい
特に「時間に縛られない働き方」を望む人にとっては、非常に魅力的な制度です。
導入のポイントと注意点
裁量労働制を導入するには、以下のような準備が必要です。
対象業務を明確にする(専門職に限る)
みなし労働時間を適切に設定
労使委員会の設置と同意
健康管理や長時間労働対策を講じる
導入にあたっては、社労士などの専門家に相談しながら、自社に合ったルール設計を行うことが重要です。
「働き方の多様化」が企業価値を高める時代へ
働き方改革や人材確保の観点からも、専門型裁量労働制は企業にとって有効な選択肢となりえます。
とくに、
IT・ゲーム業界
映像・アニメ制作会社
デザイン・クリエイティブ事務所
放送・音響などのコンテンツ制作現場
では、「裁量のある働き方」は、優秀な人材に選ばれる会社になるための鍵です。
裁量労働制の導入で、成果に集中できる組織づくりを
これからの時代、企業に求められるのは“時間管理”ではなく、“成果を生む環境”です。
専門型裁量労働制は、単に労働時間の枠を変える制度ではありません。
働く人の能力を最大限に活かし、成果で信頼関係を築くための「新しい働き方の選択肢」です。
今こそ、時間に縛られない働き方を通じて、御社の強みをさらに引き出してみませんか?